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卒業旅行 ニホンから来ました?
三木靖男は一浪一留して三流大学史学部を卒業したぼんくら。
これは東宝映画『卒業旅行 ニホンから来ました』のストーリーの書き出し部分んだ、
1993.09.04公開とあるので結構古いが、この頃から卒業旅行が一種のブームになっているようだ。
相良令子とは2年来つき合っているが、キャリア志向の彼女にはどこかコンプレックスに近いものを感じてしまい関係は進まない。令子からみれば、物足りないようでもあり、けなげでもある…。
就職を目前に控え、靖男は卒業旅行に出発する。
行き先はチトワン王国。タイとラオスに挟まれた小国だが、古代遺跡の宝庫であり、考古学マニアの靖男にとって憧れの国だ。
ところが一歩チトワンの首都・チトワの街に足を踏み入れてみると、どうも様子がおかしい。
水上タクシーのゴンドラでは水夫がニホン語の歌を歌っているし、若者はニホン語が書かれたTシャツを着ているし、路上にはニホンの文字があふれ、
そしてバザールの屋台には、松田聖子やシブかき隊・渋谷哲平のカセットが山積みなのだ。この国のは今ニホンブームなのだ……。
卒業旅行とは?
卒業旅行は、主に大学、短期大学の学生が卒業を前に、あるいは卒業式直後、友達と一緒にする旅行の事。
卒業記念旅行ともいう。
高等学校までにあった修学旅行の亜種ともとれる。ただし学校行事ではないので、その趣旨は全く異なる。
出かけるのも、出かけないのも本人の自由で、本質的にはバカンスである。
卒業して企業等に就職すると、制度としての有給休暇は存在するものの、
日本の場合は慶弔や育児などの特別な事情がある他は上司などとの兼ね合いもあって取得が難しいため、
この卒業旅行を「学生生活のフィナーレとして悔いないものにしたい」と意気込んでいる学生は少なくない。
個人の旅行が、列車、飛行機のチケットから宿泊施設の予約までインターネットでも出来るようになり、旅行代理店のマーケットが狭まっていく中で、新しい市場として注目されている。
又、大手旅行代理店の中には卒業旅行のパッケージツアーを用意しているところもある。
ピークは2月から3月が多く、
同時期はヨーロッパなどではまだ寒いため、東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドなどが行き先としては人気がある
一部出典: ウィキペディア(Wikipedia)